情緒折々

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過去に戻れたら幸せか

過去に戻れたら幸せか。

2021/05/12 侍ふ。問題提起より。

 

 

『もしも過去に戻れたら私は戻るのだろうか』

人間みな1度は憧れるタイムスリップ。過去に戻って後悔したことをやり直して素敵な未来にする。そしたら過去の私も、現在の私も、未来の私もきっと幸せだろう。

そんな幸福を追求するにあたっての理想的空想論。

 

結論から言うと、私は戻らないと思う。

『あの時もっと勉強していれば』
『あの時部活に入らずにバイトをしていれば』
『もっと早くあのグループにハマっていれば』

色々なタラレバは私にもある。
もっと勉強していれば私は学校に再試代を払わずに済んだし、バイトをしていればもっと現場に行けただろう。もっともっと早く彼らを好きになってればもっともっと幸せだった……?
幸せになれたはずなのに。もっともっともっと。

でもどうだろう。

結局『自分が選んだ道』を外れて『自分が選ばなかった道』を『選んだ』のならそれは『自分が選んだ道』になるのではないか。『2回目の自分が選んだ道』の先の人生は『自分が選んだ人生』だ。

結局また後悔はするだろう。その道を選んでる人物は結局私なのだから。

その度に過去に戻ってたら精神に異常を来たしそうだとも思う。アニメの設定っぽく言うのであれば『過去に戻る代償に精神に干渉される』
というところだろうか。

どこまで気にしてどの程度の後悔まで無くそうとするのだろうか。幸せになるために完璧を追い求めれば求めるほど、現在にやって来れない。現在は来ない。ずっとずっと相対的に過去。未来なんてないのかもしれない。


だから私は過去には戻らない。


……と思ってた。
ここからは読んでいて不快にさせてしまうかもしれない。特にすの担は。なので自己責任で見てほしい。なるべく言葉を選ぶが、自分のブログなので素直な気持ちを書いていきたいと思う。

 

私は一つだけ大きな後悔を背負ってる。それは、『6人のSnowManに会いに行けなかった』こと。


私は2015年から所謂スノ担という種族だった。かっこいい6人に惚れて好きになって追っていた。

でもまだこの時は私は中学生とかそこらで、お金もなければ自由にライブに行くことも出来なかった。だから高校生になってバイトしてたくさんライブに行こう、と。

でも高校生になって私がした選択は『吹奏楽部に入部する』忙しくてバイトが出来ないことはわかっていた。なのに部活に入ることを選んだ。これが冒頭のタラレバに繋がる。『もしあの時部活に入らないでバイトをしていたら』

結果として私は『6人のSnowManに会いに行けなかった』永遠なんてなかった。
2019年に増員が発表され6人ではなく9人になった。それはそれは取り乱した。傷つけ傷つけられ、色々なことを思った。私の人生で多分1番過去に戻りたいと思った。後悔先に立たず。嗚呼タラレバタラレバ……

脱退や解散と違って増員は誰も居なくなってない。多くの人はそう思うかもしれないし、それは正しい。でも『6人』と『9人』は違う。9人を否定するつもりは無い。9人は9人の良さがあるだろう。きっと。でも私は6人が好きだった。6人に会いたかった。アクロバットモリモリでバチバチにキメててかっこいい6人に会いに行きたかった……。戻りたい、私の大好きだった2018年に戻りたい。なんならそのまま帰ってきたくない。ずっとずっと2018年にいさせて。ちゃんと『良い選択』をするから……。


なーんて思ったり思わなかったり。
基本的に私は過去に戻らない派だ。でもこの話題を持ってこられると揺らぐ。人生に絶対なんてない。後悔先に立たず。油断してたら足元すくわれる。だからその選択に見合った成果を出したいし、出さなければならない。


部活を選んだことによる後悔は山ほどある。それこそ前回のブログに書いた『音が苦』による精神的身体的ダメージは大きかったし、現場にも行けなかったし。

でもその分素敵な思い出は沢山ある。私は部活に入っていなかったら7MEN侍にハマらなかったと思うし。(まぁこれはまた今度書くんだけども)

だから決して全てが悪いわけじゃない。死ぬほど辛い後悔があるからこそ今の私がいる。今がある。

 

過去に戻れたら幸せかもしれない。
でも私は未来を生きたいから過去には戻らない。
たくさんの後悔よ、私の未来を照らせ。